20.死亡原因の多い石塀、ブロック塀の判定基準は、コメント欄への記入で良いのか。

石塀、ブロック塀の安全性は、建築基準法施行令第61条(組積造のへい)や令第62条の8(補強コンクリートブロック造の塀)の基準を参考に、目視できる範囲のなかで判断してください。 また、調査表には「3 落下危険物・転倒危険物… もっと読む »

21.隣接地盤が”不明確”なのに、なぜBランクなのか。”不明確”な場合はCランクにすべきではないか。地盤は「大丈夫」か「だめ」かの二通りではないのか。中間はないと思うが・・・。

地盤の調査については、被災宅地危険度判定調査により具体的な調査が行われます。応急危険度判定調査における周辺地盤の調査は、対象建築物への影響の度合いや宅地の概況を把握することにより、その後の宅地判定活動の判断材料とすること… もっと読む »

24. Aランクの場合、内観調査を行うことが望ましいとの説明があったが、居住者の了解を得て実施する必要はあるか。その際、内壁にクラック等があった場合は、判定ランクを変えるのか。

居住者の了解を必ず得てください。不在であれば、外観より判断をしてください。その際、内壁にクラック等があった場合は判定ランクを変更してください。

32.外観目視の調査とのことだが、構造部材が見えない場合どうするのか。特にS造の柱、梁や部材の損傷状況は内部調査を必要とするのではないか。

応急危険度判定の調査は、原則として建築物の外部から簡単な計測器等を使用し、目視により行います。 応急危険度判定の調査は、短時間に多くの建築物を応急的に判定し、その結果を居住者等に情報提供することにあります。 外観目視によ… もっと読む »

33.混構造の場合の整理番号はどのように記入するのか。

混(併用)構造についてはそれぞれの構造種別で判定します。例えばRCと木造の両方の調査表を同時に使って総合的に判断します。整理番号については調査する災害対策本部の指示に従って記入してください。