連絡が可能な場合は、お住まいの市町村の応急危険度判定業務担当窓口(手帳P90~92)にお問合せください。
2.被災現場参加への自己志願はできるのか。要請を受けなければ個人的な活動はだめなのか。
個人的な活動における事故の場合、災害補償は適用されませんので、必ず行政側からの連絡要請により行動してください。
3.参集連絡は電気や電話が不通の場合、どのような方法で伝達されるのか。
皆様の居住地に被害がない状況で、被災市町村への支援で出動要請が入る場合などは、電話による参集要請が可能であると考えています。しかしながら、被災地となれば電気や電話が不通になることが想定されますので、その場合は、行政無線や… もっと読む »
4.判定建築物の規模等は建築士資格に添うものか。
建築士法の設計等の条件とは異なりすべてを対象としますが、判定受付時に得意分野をお聞きします。
5.判定は2人対応だが友人とペアを組めるのか。
一般には受付順で組んでいますが、不得意建築物の整理等で調整する場合もあります。
6.被災地で調査する場合消防等の他団体との優先順位はあるのか。
判定する前にコーディネーター(行政職員)から注意事項を述べますが、特に順位はありません。その現場状況により他団体と調整します。
7.活動時に現地でトラブルがあった場合の措置はどうしたらよいか。
手帳P26~28で現地対応してください。
8.建築主から調査を拒否されたり、判定標識を貼ることを断られた場合の対応はどうすればよいか。
調査拒否、又は居住者等ともめた場合は、できる範囲で外部調査を行い、コメント欄余白にその旨を付記し、判定標識(判定ステッカー)の貼付を行う必要はありません(判定標識を剥がされた場合も同様)。 敷地内及び建物内部の調査を拒否… もっと読む »
9.1棟につき調査時間はどの位か。
木造で15分、その他で30分位が目安です。
10.アスベストが社会問題となっているが、判定活動時の対応はどうすべきか。
昭和63年に吹き付けアスベストの粉じん飛散防止策が謳われ、飛散性アスベストの対策は進んでいると思われますが、非飛散性アスベスト製品が使われた建物はまだかなりの数があると推測されます。破損していない限り飛散性は少ないようで… もっと読む »
11.判定活動はW、S、RC造でどの程度の割合になるのか。
新潟県中越地震での判定活動は、一戸建ての住宅が主体であったため木造が90%、鉄骨造が8%、RC造が2%というような割合でした。判定結果は「調査済」が55%、「要注意」が30%、「危険」が15%でした。
12.居住者が不在でも判定して判定標識(判定ステッカー)を貼ってもよいのか。
居住者の有無にかかわらず判定し判定標識を安全で見やすい所に貼付してください。後に居住者等が判断しやすいようコメント欄に安全対策等を記入してください。判定の責任は実施本部が負います。
13.判定時に危険なものがある場合、それを取り除いて良いか。
判定士の方の安全が第一ですので、危険個所には立ち入らず、コメント欄に記載してください。
14.ライフライン(給水・ガス・電気)はどの程度調査するのか。
ガス漏れや、電線の断線による危険についての確認は必要ですが、ライフラインの使用の可否についての調査は必要ありません。
15.現地での判定が最優先か、調査時にビデオ等を撮り再度検討の必要はないか。
被災地の住民はかなりのショックを受けているので、カメラ等の使用は避けた方がよく、即時な判定をしてください。特に使用の時は居住者の承諾を得てください。
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